ベトナムのアニメ・コスプレイベントレポート +ハノイのメイド喫茶に行こうとして挫折した話

This is the report of the anime/cosplay convention “Fuyu Matsuri” held in Hanoi. Cosplay culture bloomed around 2010 in Vietnam. Though it is a new culture there, the quality of cosplayers are overwhelming! There are also some merchandises peculiar to Vietnam, like masks. I tried to visit anime stores and maid cafe in Hanoi, but I got lost and failed to find them……

お久しぶりです。
本当はずっと昔に更新するつもりで記事だけは書いていたのですが、
ちょうど一月末より、鉄血のオルフェンズというアニメの展開に心を揺さぶられる毎日を送っており、
四月頭からは、朝涙と共に起床し、日中不意に嗚咽を漏らし始め、晩には号泣しながら眠れない夜を過ごすという、自分の25年近い人生において最も廃人に近い生活状況だったため、更新が遅れました。本当に鬱すぎてどうにかなるかと思いました。
今でもまだ立ち直れていません。でもこんなに心をかき乱されて、こんなに誰かを愛し、苦しんだ作品は初めてでした。

さてさて本題です。今回レポートするのは、2017年1月中旬にベトナム、ハノイで開かれたアニメイベント、Fuyu Maturi。

ハノイ アニメイベント
Fuyu Matsuriは、ベトナムのイベント運営団体Orochiによって年4回開かれている「Matsuri」系イベントのうちの一つ。4回と言っても、Fuyu Matsuriだけでハノイとホーチミン二箇所で開催されているので、都市を別個に数えると、実際には年10回ほどとカウントした方がいいのかもしれません。
ベトナムでは他に、「Touch Fes」という大型イベントも年数回開催されており、アニメ界隈は非常に勢いがあります。

会場へGO〜基本はオタクっぽい人についてゆく

Fuyu Matsuriの会場「IPH Shopping Center」は、観光の中心地である旧市街から34番のバスに乗って40分ほど。

IPH shopping center

ベトナムのバスはまずバス先頭の入り口から乗り込んで、発車してから、もぎり係がやってきて料金を徴収するという仕組みです。東南アジアは大抵この形式。運転手と係りの人と人件費二倍必要だろうに、と思うのですが、人口が多くバスの利用者が多い国々では、運転手が一人で乗客を裁くのは非効率的なのでしょうね。

運賃は8000ドン。8000というとゼロが一杯で高く思えるのですが、1ドン=約0.005円なので、実際には40円ほどです。ベトナムの値段表示はとにかくゼロが多いので注意が必要。ゼロを三つ切り捨てた数字で表現されることも多いです。
ついついデノミしてくれ〜なんて思ってしまうのですが、それについてはこうしたご意見も(ベトナムの通貨、”ドン”の不思議)。

会場の場所は携帯のオフラインマップ「Maps.me」で乗り過ごすことのないよう確認。
当初私はベトナムで現地SIMを購入する気満々だったのですが、空港で売っていたSIM(複数スタンドが出ていました。5日間でデータ無制限のものが多く、約100,000ドン=500円ほど。市内でもこれくらいの価格だったので、安全性も考えると空港で買うのが一番かと思います)がなぜか自分の携帯で機能しなかったため、結局諦めてしまったのです。

市内でまた別の種類のSIMを見つけられるだろうとたかをくくっていたら、ダナンでもハノイでも、「SIM」の表示があるのに実際には取り扱いが無かったり、何店舗も回ってようやく見つけたスタンドでも、使用したViettelという電話会社と相性が悪かったのか、validateできずにお店の人とゴタゴタしてしまったり、散々でした。

そういうわけで、基本ベトナムのカフェにはどこでもWifiがあるので、街中ではそれでしのぐことにし、移動中に関してはGoogle Mapは使えないため、どこの駅で降りればいいかは、Maps.meのアプリに頼っていました。

今回のアニメイベントの会場はそれに加え、同じバスに乗っていた日本刀を抱えている明らかに「らしい」少年をストーカーすることによって把握。以前フランスやイタリアで現地の小型アニメイベント会場への行き方が分からなかった時も、偶然見かけたオタクっぽい現地人について行ったら無事たどり着くことができました^^

会場となるIPH Shopping Centerは、日本料理店も沢山入った大型ショッピングモール。ここの中庭部分でイベントは開催されていました。

fuyumatsuri hanoi

会場レポート

グッズ:バイク大国ベトナムゆえのアニメマスク

会場にはステージが1つに、物販用のブースが10個ほど。個人商店が主です。
物販エリアを覗いてみます。

ベトナム アニメグッズ
山のように売られているグッズ、その品揃えは欧米とは一味違っています。
例えばこちら、ラミカをいくつも束ねたストラップ。

ベトナム アニメグッズ
公式非公式の画像が入り乱れている、手作り感あふれる作りです……。
それからこちら、キャラクターやロゴがプリントされたマスク!

ベトナム アニメ マスク
バイク大国のベトナムでは空気汚染が深刻で、特に女性は日常的にマスクを着用している人も多いです。そのためマスクがキャラクターグッズとしても需要あるんですね。

漫画を売っているブースもありました。

ベトナム 漫画
ベトナム 漫画
こちらは明らかに、個人がスキャンデータを印刷して作った海賊版漫画。
紙の質や表紙の紙質が同人誌のコピー本(※キンコ●ズなどで個人が印刷したページをまとめて作った即製同人誌)レベルです。ただ漫画は全てベトナム語に翻訳されているようでした。
一応違法な事をしているとの自覚はあるのか、私が写真を撮っていたら怒られてしまいました……。

その隣には、これまた写真NGと言われてしまったのですが、日本から買い付けてきたらしい同人誌やらBL本やらを売っているブースが!

お店の看板ならいいよと言われたので看板だけ。

お店の看板なら写真撮っていいよと言われたので看板だけ。

まだティーンズのようにも見える女の子達が5人ほどでお店を運営しているようで、ダンボールで作った看板でしきりに宣伝していました。
値段を見ると、だいたい日本で売られているのと同じくらい。中古ショップで買ったとしてもほとんどマージンは取れない計算です。輸送費とかも考えるとギリギリ黒が出るかどうかだと思うのですが、おそらく自分たちが買いたいものを買って、キャッチアンドリリースの精神でイベントで売っているのでしょう。
そのためかジャンルにも相当偏りがあって、ハイキューと刀剣乱舞の同人誌ばかりでした^^;

質問してみると、日本に別のメンバーがいて(留学中とかでしょうか)彼女達が買い付けているとのこと。
日本円と同じくらいといっても、何せバスが40円、食事も一食100~300円でたらふく食べることのできる物価の国ですから、現地の方からすれば相当な値段のはず。
それでも本は飛ぶように売れていました。イベントだとやはり財布の紐が緩むのでしょうね。中身は全部日本語ですが皆さん読めるのでしょうか。

その他には、ハノイに本店があるというコスプレショップがお店を出していたり、Tシャツが売られていたり、フリマのように個人が作った(アニメとはあまり関係のない)雑貨が売られていたりしました。

ベトナム アニメベトナム アニメベトナム アニメ

こういうところに来て思うのは、中東やヨーロッパで見た非公式の海賊版グッズと同じものが、アジアのベトナムでも売られている、つまり海賊版ビジネスが下手すれば公式以上にグローバル展開しているということ。公式もきちんと流通網を確立できたらいいのですけどね。

コスプレ:中国・和風ゲームのコスプレが席巻!ファン感涙の絡みサービス!

ベトナムはコスプレのレベルがとにかく高い!
小さな会場で、参加者数も欧州の大型アニメイベントに比べると少ないのですが、一人一人のコスプレクオリティが圧倒的!カメラを持ってウロウロしているだけであっという間に3時間ほどがすぎてしまいました。
中国系ゲームのキャラクター(特に「陰陽師」)の人気が非常に高かったです。
やはり衣装も作りがいがあるし、アジア系の方に似合う衣装だからですかね。刀剣乱舞のコスプレも多かったです。

何名か現地で見つけた素敵コスプレイヤーさん達の写真を紹介してみたいと思います。

Seiran Kisaragi

【レイヤーネーム】Seiran Kisaragi
【作品】JX3(中国のゲーム)
【キャラクター】Cang Yun

vietnam cosplay

【レイヤーネーム】Seiran Kisaragi
【作品】陰陽師
【キャラクター】桜の精

vietnam cosplay

【レイヤーネーム】Dan Gyokuei
【作品】陰陽師
【キャラクター】安倍晴明

vietnam cosplay

【レイヤーネーム】Miachan
【作品】艶漢
【キャラクター】六口

vietnam cosplay

【レイヤーネーム】Nan Fox&Linh Sinh Sama
【作品】刀剣乱舞
【キャラクター】鶴丸国永

vietnam cosplay

【レイヤーネーム】Nguyen
【作品】銀魂
【キャラクター】神楽

vietnam cosplay

【レイヤーネーム】Akira Kureiさん他
【作品】ユーリ!!! on ICE

vietnam cosplay

【レイヤーネーム】Duong
【作品】World of Warcraft
【キャラクター】Alleria Windrunner

ベトナムのレイヤーさん達、お二人組の時などにお写真お願いすると、絡みのポーズを撮ってくださったりして、カメラを持つ手が感動で震えました……囲み撮影もファンサービス満載でした。
以下ではそんな、心温まるような絡み写真を取らせていただけたレイヤーの方々を紹介します!

vietnam cosplay

刀剣乱舞より、愛染国俊と蛍丸。可愛いったらありません!!!

vietnam cosplay

可愛い……

vietnam cosplay

可愛い可愛い……

vietnam cosplay

犬夜叉の殺生丸とりん。

ファンが黄色い歓声をあげると、さらに……!

vietnam cosplay

ぎゃあああああああああ!!!

ファンが叫び声をあげると、さらにさらに……!

vietnam cosplay

ああああああああああああああああああ!!!!!!

せ、殺生丸と犬夜叉……(ガタガタガタガタ)
ごちそうさまです、ごちそうさまです……!

たまたまかもしれませんが、これまで自分が各国のアニメイベントを巡ってきた中では、こうして他のイベント参加者に囲まれた状態で絡みポーズを披露してくださる方って見かけなかったので、新鮮な喜びと共にレンズを向けてしまいました。

あと、欧米で見かけることのなかったものといえば、ミリコス(軍服のコスプレ)も、アジアでのみ見かけるものだなぁ、と。欧米ではやはりたとえコスプレでも、軍服には負と罪のイメージが付きまとってしまうため敬遠されているのかもしれませんね。ベトナムなんて、欧米以上に最近まで同国内で戦争が行われていたというのに、こうしてファッションとしてのミリコスが楽しまれている。時が経つのは早いというか、平和の証と言うべきか。

ベトナム ミリコス

ベトナムのイベントで見かけたミリコスの方々

ちなみに、ベトナムでコスプレ文化が本格的に始まったのは、2010年と比較的最近だそうです。
ベトナムは旧市街に繊維街があり、露店でビーズやスパンコール、生地が格安で売られています。自作派も素材には困らなさそうです。

主催団体Orochiのリーダー、Nyugenさんインタビュー

Fuyu Matsuriの主催団体、Orochiはハノイとホーチミンで年4回、日本アニメと文化のイベントを開いています。
三年前までは、イベントというよりもただのファンの集まりだったらしく、それが今では一万人を集客するまでに拡大したとのこと。
Nyugenさん自身の好きなアニメを尋ねたところ、「ドラえもん」というお答え。
そう、ドラえもんはベトナムの国民的アニメで、ハノイの街中でもドラえもんのイラストを利用したどら焼き屋さんを見つけたり、ホイアンという観光地でも、ドラえもんが描かれた幼稚園を目にしました。

doraemon doraemon

Orochiの開催するアニメイベントの参加者の年齢層は、13歳〜25歳くらいが多いとのこと。
これは各国回っていて気づいたのですが、いわゆる新興国は、アニメを見るという習慣が比較的新しいため、古くからのオタクが少なく、したがってアニメファンの年齢層も低めな傾向があるようです。

Nyugenさんに聞いたベトナムアニメ事情

ベトナムで最近人気のアニメは、Black Rock Shooter、One Punch Man、それから刀剣乱舞、Vocaloidとのこと。

どういった媒体・サイトでアニメを視聴しているのかについては、HTV(Ho Chi Minh Television)やVTV(Vietnam Television)などのテレビチャンネルの他、ベトナム語字幕付きでアニメを配信するオンラインサイト(おそらく非公式……)を使っているようです。
なお、ベトナム語でアニメは「phim hoạt hình」で、これを検索すると上のサイトが一番頭に出てきます。

アニメファンがより多いのは、北部のハノイより南部のホーチミン。
今回私が訪れたアニメイベント「Fuyu Matsuri」も、ハノイはショッピングモールの一部を利用しての1日無料開催でしたが、ホーチミンは専用の会場を使っての、チケット購入制二日間開催と、形式まで異なっているそうです。ただ、参加人数でいうと、どちらのイベントも一万人ほどとのことでした。

ハノイのアニメショップとメイド喫茶巡り……しかし叶わず!?

さてさて、イベント自体は本当に小さな、ショッピングモールの広場で行われているものだったのですが、美麗レイヤーさんたちの追っかけをしているうちにあっという間に時が経ち、気づけば夕方。

でもこれだけでは終われない、せっかくなのでハノイのアニメショップを訪れてみたい!
ということで、会場を後にし、ハノイ市内のアニメ関連ショップに行ってみることにしました。

ハノイにはアニメショップもいくつかあり、ネットでhanoi/ animeなどと検索すると結構ヒットするのですが、場所は一箇所にまとまっているわけではなく、ところどころに散らばっています。
今回私は、ネットで検索した時に一番トップに出てきた「Tanoshii Shop」と、Fuyu matsuriの主催者であるNyguenさんにオススメしてもらった漫画喫茶兼メイドカフェ「Amihara Cafe」(ハノイにはメイドカフェもいくつかあるそうですが、Nyugenさん曰くここが一番オススメだそうです!)に行くことにしました!

……のですが、結論から言いますと、非常に悲しいことに、
お店を見つけることができませんでした!!!

まぁ理由としてはグーグル先生の言うことを過度に信用するなということに尽きるのですが、その経緯をつらつら書くことにします。
本当はお店を訪れてのレポート書くつもりだったのだけどな^^;まぁこういうこともある!!

アニメイベントの会場にあったタピオカミルクティーのカフェで飲み物を購入し、その引き換えに教えてもらったパスワードでWifiに繋いで、お店の場所とそこへの行き方をGoogls Mapで確認しスクリーンショットを撮っておきます。
位置関係の都合、最初にTanoshii Shopへ行き、その後にAmihara Cafeに行くことにしました。
会場を出てまず、グーグルマップが示していたバス停の場所に行くものの、バス停が見当たりません。

近くにいた警備員さんに尋ねると、警備員さん、英語は話せなかったのですが、自ら案内してくれました。
Mapの示した場所とは少し離れたところで無事バス停を発見!

そこで待つものの、なぜか目の前を目的のバスが通り過ぎてゆく。止まってくれない!なんで!?
そんな私の様子を見ていた、近くでバイクにもたれて休んでいたおじさんが話しかけてきました。
ベトナム語でしたが、どうやら「バスは止まらねえよ、俺のバイクタクシーはどうだい?」と誘ってきているようです。
旅先あるある。この間イスラエルでもありました。「今日はバス無い、電車走ってない、博物館閉まってる」で自分について来させようとするやつ。
私がおじさんの誘いを断ろうと困っていると、同じバス停にいたベトナム人の女の子が、どこに行きたいのかと英語で声をかけてくれて、おじさんの言ってることを通訳してくれました。
それによると、あまりに交通量が多く止まると邪魔になるため、今日はバスはこのバス停には止まらず、次のバス停まで歩く必要があるそうです。なるほど!
おじさん、別に誘っていたわけではなかったんだね!疑ってごめんなさい!

女の子と一緒に次のバス停まで歩くと、丁度目的のバスが到着。
中はすし詰め状態。皆息を詰めるようにして乗っています。喋ったりする人はいないですね。

30分ほどでバスを降り、お店があると思しき場所へ歩いてみたのですが、どこにもそれらしきお店が見当たりません。

DSC02405
上の写真がそのお店の住所にあたる場所なのですが、フィギュアショップの気配すらも感じられない。ただの道。

しばらくうろうろしていたのですが、どうしても見つけることができず、仕方ないのでこのお店は諦めてメイドカフェの方に向かおうと、バス停を探します。近くにあったカフェの店員さん、レストランの近くで暇そうにしていた警備員さん、とにかく50mくらいおきに人に尋ねるのですが、みんな知らないと言うか、てんでバラバラな方向を指差すかのどちらかで、正直あてになりません。「その番号のバスの停留所はあっちだよ」と言われて向かった先に全然別のバスの停留所があったり。
これも海外あるある。「現地民に嘘を教えられる。」きっと悪気はないんでしょうけどね。

村上春樹がトルコ紀行か何かで、トルコ人は相手に対して「こうだったらいいな」と思う答えを返してしまう、といった事を書いていたのですが、海外を旅しているとそれを痛感します。嘘を教えているのではなく、「こっちだよ(こっちに探してる場所が見つかればいいな)」「すぐそばだよ(すぐそばにあればいいな)」「安全だよ(安全だったらいいな)」という、I hopeの抜けた形で答えを返して下さることが本当に多い。だから旅人側としては、「騙された〜!」と思ってしまうのですよね。

散々あたりを彷徨った末に、結局撮っておいたスクショを頼りに歩いてようやくバス停を見つけることができました。
この時点で既にあたりは真っ暗。
私はイベント前に買って元々お昼に食べるつもりで残っていたおこわをバス停でもさもさ食べます。
(ちなみに、ベトナムのおこわは本当にオススメ。上にサツマイモをマッシュドポテトのように潰して丸めたものを再度スライスしたのをのっけてくれるものがとても美味しいです。旧市街では、朝ごはん用に露店やお店で売っているものを見つけることができます。)

30分くらいそうやってご飯を食べながら待って、これもうバス来ないんじゃないかな、と不安になってきたところでようやく道の向こうからバスの姿が!めっちゃ飛ばしてやってくる!さてはお前、泊まる気がないな!?!?
このまま素通りされたらたまらない、と、「僕は死にましぇーーーーん!」と道に飛び出さんばかりの勢いで運転手さんに向かってアピール。
無事停車してくれた激混み車内に混ぜてもらいます。
(再び海外あるある。「めちゃくちゃ自己主張してくれないとバスが停まってくれない。」自分アメリカのボストンに住んでた時、二回もバスに無視されて、吹雪の中一時間待ち続けたことがあります)

このバスがまたすごい飛ばす飛ばす!
宙を飛ぶ勢いで走って、まさにjolting!乗客はガックンガックン揺さぶられます。
そしてあっという間に第二の目的地「Amihara Cafe」近くのバス停へ。
近くと言っても、地図によればここから15分ほど歩きます。
スクショを頼りにトボトボ歩いて到着した場所がここ。

DSC02406
んん??
メイドカフェらしさのかけらもないぞ??
というか暗い!そのそも人の気配がない!!
唯一そこらへんでぼーっと突っ立ていたよく分からないおっちゃんに声をかけて、住所を見せて場所を尋ね、教えてもらった方向に歩きます。
そしてたどり着いたのは一軒の雑貨屋さん。

DSC02408
壁に書いてある住所は、確かにメイドカフェのホームページに載っていた住所とも一致しています。

店の中に座っていたお兄さんにすみません〜と声をかけてみます。
住所を見せると、確かにここだ、と首をひねるお兄さん。
でもそこは雑貨屋でありメイド喫茶でないことは事実。私にもお兄さんにもどうしようもありません。

店を出てもしばらく諦めきれずにひっそりとした住宅街を歩き回っていたのですが、結局それらしきものの影も見つけられず、ついに断念。
というわけで、二つ訪れようとしたアニメ関連スポットはどちらも見つけられないという悲しい結果に終わってしまいました……無念。
(先ほど改めてAmihara CafeのHPを見てみたら、どうやら場所を二月末に移転したようです。もしかしたら私が行ったのは丁度引越し準備中の期間だったのでしょうか)

ベトナム ワンピース

アニメショップは見つけられませんでしたが、ハノイ市内のサークルKサンクスで、ワンピースのスナックを見つけることはできました。

というわけで、アニメショップの紹介ができない代わりではありませんが、
最後に、ハノイの宿の近くに戻ってきてから食べたものと見たものの写真を少しだけ。

hanoi
ハノイの旧市街はおままごとセットのような足の低い机やプラスチックの椅子が雑然と置かれたローカルな雰囲気の中に、英語のネオンサインの光るクラブや外国人が入り乱れていて、私の頭の中にある終戦後の東京の雰囲気っぽいな、と考えてしまいます。その時代に生きていたわけではないけれど、きっとこんな感じだったのだろうな、と。

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下の写真はハノイ名物「ぶんちゃー」という食べ物。
そうめんのつけ麺みたいなものです。甘みのあるジューシーなおつゆがとても美味しいです。

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そしてこちらはお汁粉のようなスイーツ。サトウキビ精糖を行なっているらしいお店の前で売っていました。

hanoi hanoi
以上、ハノイより、ベトナムのアニメ事情についてでした!
次回は二月末に訪れた、カンボジアのコスプレイベントについてご紹介します^^

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