2019年冬アニメ国内・海外地域別人気度統計

日本国内と海外での2019年冬クールのアニメの事前期待度を比較してみました。

日本:Twitter
英語圏:My Anime List
中国:bilibili
の作品フォロワー数が集計対象です。
集計時点は2019年1月5日。

※括弧内の数字はそれぞれTwitter、My Anime List(MAL)、bilibiliでの作品フォロワー数。
※色つき文字は全世界的に期待度の高い作品、背景色つきはその地域特有のトレンド。

20190108anime_expectation_statistics

全世界的に期待度の高い作品

・モブサイコ100 Ⅱ:独特の世界観とアートで人気を博したモブサイコ100の第2シーズン。日本、英語圏、中国語圏全てで唯一トップ5にランクイン。
・約束のネバーランド:少年ジャンプ発の有望作品
・五等分の花嫁:いわゆるハーレムもので、アジア圏の男性オタクから人気。
・かぐや様は告らせたい:高評価アニメ「昭和元禄落語心中」の監督と脚本家、さらにA-1 Pictures制作という最強のタッグで事前期待度が高い。
・どろろ:手塚プロダクションとMAPPA制作、ゴールデンカムイや夜は短し歩けよ乙女で知られるツインエンジン製作。原作リスペクトが凄いと一話放送時から話題に。コテ先のキャラや旬ネタではなく、純粋に質の高いアニメーション作品として期待されている。
・デート・ア・ライブ:2013年に第一弾がアニメ化された人気ハーレムもの。古い世代のアニメファンが継続的に追いかけている模様。

各地域独自の傾向

<日本>
・VTuber人気の高まりに合わせ、「バーチャルさんはみている」がランクイン。
・Bang Dream!、B-Project、明治東京恋伽、みにとじなど、ゲーム原作、ゲーム連動のアニメが人気。やはりゲームは日本国内が主戦場の作品が多い現状、関連アニメ人気が日本でだけ突出しているのも仕方ないのかもしれません。

<英語圏&中国語圏>
今期は比較的英語圏と中国語圏の事前期待度が似通っています。
特に日本ではランク外の「盾の勇者の成り上がり」の海外での圧倒的期待度の高さには目を瞠ります。
なろう小説原作なので事前の知名度が元からあったとは考えにくいですが、
クランチロールが出資していること、Funimationでも配信することなどから海外メディアが積極的にプロモーションを打ったのでしょうか。
他に考えられる理由としては、「Rising of Shield Hero」という英語名とキービジュアルが、人気ゲーム「ゼルダの伝説」を彷彿とさせ、初見で「見たいアニメ」リストに追加するファンが多かったものと思われます。
第一話が既に放送されましたが、海外アニメファンの反応を見ると10点中10点と高評価をつけている方が多く、日本でも今後人気を伸ばすのではないでしょうか。

期末にまた結果の人気度と、各作品の人気上昇度を調べてみたいと思います。

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