久々に再開しました、日本国内と海外でのアニメの事前期待度比較。今回は2020年春アニメ編。
日本:Twitter
英語圏:My Anime List
中国:bilibili
の作品フォロワー数が集計対象です。
集計時点は2020年4月1日。
※括弧内の数字はそれぞれTwitter、My Anime List(MAL)、bilibiliでの作品フォロワー数。
※色つき文字は全世界的に期待度の高い作品、背景色つきはその地域特有のトレンド。
全世界的に期待度の高い作品
今期はシリーズもの作品が多く、完全新作よりも既存人気作品の新シリーズへの期待度が全世界的に高い。
日本、英語圏、中華圏共に『かぐや様は告らせたい』、『SAOアリシゼーション』、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』、の3作品がトップ。
他全世界的なトレンドとしては、異世界ものが未だに人気。
各地域独自の傾向
海外で特筆すべき点としては、韓国Web漫画原作の「神之塔」。原作の国外人気が高く、特に英語圏ではそれがアニメへの期待度にも反映されている。
英語圏では韓国web漫画が大人気。特に高評価なものは、「Bastard (후레자식)」「Who made me a princess (어느 날 공주가 되어버렸다)」
「The Breaker (브레이커)」など。現地での漫画の人気ランキングのだいたい5%~10%は韓国発の作品である印象がある。
ちなみに「神之塔」は4/8現在、英語圏アニメファンのプラットフォーム、My Anime List上の人気漫画ランキングで28位にランクインしている(※売り上げではなくMALが算出した人気度)。
これは「鬼滅の刃」や「One Punch Man」よりも上だ。
他にも海外人気の高いスタジオTRIGGERの新作「BNA」は日本以上に英語・中華圏での期待度が高い。
同じく海外でのブランド認知度が高いMAD HOUSEの「ノー・ガンズ・ライフ」の第二期も、日本ではランク外だが、英語圏と中国語圏ではランク入り。
イエスタデイをうたって、天晴爛漫などの、キャラクターというよりどちらかというとストーリーや作画が見どころの新作アニメがきちんと英語圏では期待度ランク入りしているのも嬉しい。
日本独自のものとしては、男性アイドルものが元のゲーム人気の後押しもあり期待度高い点か。
次は春クール終了時に人気度(フォロワー数)が各国でどのように変化したかを分析する予定です。
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