PMX一日目〜アメリカ流二次創作の書き方〜

実際のPMX初日のプログラムはこんな感じ!

PMX_Program_Friday
それでは実際にプログラムを見てゆきましょう〜!

企画その1、Fanfiction101!〜アメリカ流二次創作小説の書き方〜

私はこの日は主にボランティアシフトに入っていたのであまり多くは見る事が出来ませんでしたが、めぼしいものとしては、Fanfiction Writing 101というパネルが、5時からのプログラムとしてありました。
I could not check many programs on this day because I had a volunteer shift, but if I will pick up some programs interesting from Friday schedule, it might be “ Fan fiction 101” Panel.

Fanfictionとは、日本で言う二次創作小説のことです。Fanficと訳されることが多いです。
Fanfiction SS is called 二次創作小説 (Niji-Sousaku-Shousetsu, which literally means secondary original novel)
日本では、創作活動でより活発なのは同人誌や漫画>二次創作小説というイメージがありますが、海外では、二次創作小説の勢いが強いように思います。二次創作小説専門のウェブサイトなどもありますし。
例その1:Another Archive of Our Own
例その2:fanfiction.net

In Japan, manga is more popular tool for fans to create something about pre-existing characters, but it seems other way around overseas.There are some English website specializing in fanfic, like Archive of Our Own or fanfiction.net, while Japanese fanfic writers usually use Pixiv, whose main focus is fanarts.

fanfiction_image

For Japanese, what is AO3 and fanfiction.net?

Archive of Our OwnはAO3とも略される、ファンが運営するサイトです。主にYaoi=BL系が多くて、アニメだけでなくハリーポッターとかの二次創作も多いですね。
現在約50万人のユーザーと、150万点近い作品を抱えています。
特徴としては、英語だけでなくロシア語など多様な言語の小説を受け入れていること。人の作品を、許可を取った上で別言語に翻訳する、なんてことも行われています。
そして日本と違うのは、書き手と読み手の交流が非常に盛んです。コメント欄のスレッド等は、100件超えをしている場合もあります。日本のPixivとかは、コメントも活発でないし、ブクマコメのような返信しようの無いコメントコーナーなんてのが付いているのは、これ文化の差なんでしょうかね…。
あと、オフィシャルの機能としてPDFダウンロードが備わっており、iPadなどに入れて読むことが可能なのが非常に嬉しいところです。iPadだとタップすれば辞書が開いたりするアプリもあるから、英語でも読むの安心ですね^^
基本無料で、ユーザーからの寄付によって運営されています!中の人から聞いたのですが、ボードメンバーは一桁台の少人数構成らしいですよ。

fanfiction.netはAO3よりも古いウェブサイトで作品量も多いですが、玉石混合=ちょっとアレ…てものも多く含まれているために、コアなファンの方はAO3を好む傾向が強いです。少なくとも私が今まで出会った海外の腐女子さん達は皆AO3使ってました。
ただし、このサイトは世界最大級の二次小説サイトで、ユーザー数は220万人近くいるそうです。それでもPixivのユーザー数1000万人には遠く及ばないですが、小説サイトとしては物凄い規模であることは確かでしょうね!

ちなみに今回のプログラム名についている101というのは、アメリカ国内において、入門者向けであることを示すスラングです。
(参考:http://www.slangeigo.com/archives/34711747.html)
つまり、入門者向けの、二次創作小説の書き方についてのレクチャーですね!
For those who outside of the United States, 101 in the program name means “for beginners” in the United States.

自分は7月に行われたAnime Expoの方でFanficの書き方についてのパネルを覗いてみたのですが、男女入り乱れての、二次創作自体というよりは、小説の書き方講座みたいな感じでした。
I attended the panel about “How to write fanfiction” in Anime Expo 2014. It was surprising for me because there are both females and males, and the content focuses on how you can write novels itself, rather than “fanfiction.”

日本での二次小説=fanficは個人プレーで、書き方も誰かに学ぶというより自分で学び、単独で書き上げる方が多い印象です。少なくとも私はそうです。
ですが英語圏では、よりチームプレイの側面が強いように感じます。例えば、各Fanficの書き手はBeta=βと呼ばれるproof reader=校正係を持っていて、作品を上げるごとに何十個と寄せられるコメントを鑑みてシリーズ物等を書き上げるそうです。
勿論、どの文化圏でもピンからキリまでですし、個人差が大きい事は事実なので、一般論としてまとめることは出来ないのですが!
In my opinion, Japanese fanfic writers tend to learn how to write individually, and the same thing can be said when they write some stuff. They usually don’t ask for advice from anyone and write all by themselves.
However, I think English fanfic writers are more eager to collaborate with others. For example, I heard they usually have someone called beta, who is a proofreader. They also receive mane comments from readers and consider about it when they write a sequel.
Of course I know I cannot generalize it, but the above is my impression.

それでは次回はゲストとして登場したビジュアル系バンド、heidiのコンサートについて少しばかり!
In the next post, I will write about the live concert of heidi, a guest of honor visual-kei artist who came to PMX!
Thanks for reading XD

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